意外と知られていなことかもしれませんが、九州の競馬熱というのは、関東圏、関西圏に比べても劣らぬくらい熱いものがあります。
それは、北海道と東北の一部と思われがちな「馬産」が九州でも行われている(「テイエム」や「カシノ」、そして「コウエイ」などの冠号の馬は九州産馬が多い)ということもその一因なのでしょう。
そして、何と言っても小倉競馬場の存在が「九州の競馬熱」の大きな理由になっていることは言うまでもないでしょう。
小倉開催というと、例年新春競馬を終えた直後の開催(「小倉大賞典」がメイン)と、真夏の開催(「小倉記念」をはじめ「北九州記念」、「小倉2歳ステークス」、「小倉サマージャンプ」)が競馬ファンの間ではすっかりおなじみとなっています。
小倉競馬の重賞というと、今挙げた5つの重賞すべてがGIII戦で行われるように、ビッグネームの馬たちが小倉に姿を見せることはまれであり、またいわゆる「ローカルハンデ重賞」がメインで行われることからも、馬券は非常に波乱含みです。
日曜日は2011天皇賞です。的中を願っています。
ただ、波乱の要素はそうしたレースの施行条件だけではなく、コース設定にもその根拠が見え隠れしています。
というのも、小倉コースは非常に小回りであり、直線は短く(293m、ちなみに新潟は659m)、コース全体の起伏に乏しいため、軽快なスピードを利した先行馬に有利なコース設定になっているからです。
人気薄の先行馬が、軽ハンデなどのアドバンテージを味方につけると、かなりの確率で好配当を演出することになるのが、小倉競馬の芝コースの特徴となっています。
ただ、インコースばかりを集中的に狙うと、あるタイミングで急に外から追い込みが決まるようになるのは、これは他の競馬場と同じく小倉競馬場でも起こることです。
2010年の秋後半からは、例年と違って、小倉開催が行われました。
これは中京競馬場の改修工事にともなって、その代替開催となったからです。
有馬記念ウィークには中京の「尾張ステークス」などが名物レースとなっていましたが、2010年の「尾張ステークス」や「アンコールステークス」は小倉で行われました。
九州の競馬ファンにとっては、年末最後まで現地で競馬観戦を楽しめたので、それだけでかなりうれしい締めくくりとなったのではないでしょうか。
九州の競馬も盛り上がっています
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