最寄駅である仁川駅の名前を拝借して「仁川」の愛称で親しまれているのが、兵庫県宝塚市にある阪神競馬場です。
阪神競馬場は、京都競馬場と並んで、関西で行われるビッグレースの舞台となる、歴史ある競馬場です。
中でも最大のレースが、中山競馬場で行われる暮れのグランプリ・有馬記念に対し、こちらは真夏のグランプリ・宝塚記念です。
有馬記念同様、「ドリームレース」などと呼ばれるレースですが、同じファン投票で行われるグランプリレースでも、こちらのほうが比較的人気馬が強い競馬をするレースと言えるでしょう。
そして、阪神競馬場では日本で一番華やかな競馬が行われます。
「仁川桜」と呼ばれる桜並木の下を颯爽と駆け抜ける若き牝馬のレースは、クラシック第一弾の桜花賞です。
向正面の桜吹雪に包まれながら仁川のバックストレッチを疾走する牝馬たちの美しさは、筆舌に尽くしがたいものがあります。
かつての阪神競馬場は、関東の中山競馬場とやや似たコース形態で、直線が短く、小回りであったため、先行馬が飛ばしに飛ばし、信じられないような超ハイペースとなることがこの桜花賞では少なくなく、これを称して「魔の桜花賞ペース」などと呼ばれたことがありました。
しかし2006年の改修工事にともない、阪神コースも小回りからの脱却に成功し、近年そうしたハイペースの桜花賞はほとんどなくなりました。
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すでにお気づきのファンも多いと思われますが、それに代わって2歳女王決定戦である「阪神ジュベナイルフィリーズ」が「底力を要求されるレース」となってきたために、ウオッカやブエナビスタ、アパパネなど、ここを勝った牝馬はみな「名牝」となっています。
もちろん、昨年のレーヴディソールも、これらの名牝をすでに凌ぐようなとてつもないスーパーホースとなっていくかもしれません。
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